白鳥おじさん

「長嶺白鳥愛護会」会長

庭山進さん

 

長嶺地区といえば「白鳥の飛来地・長嶺大池」が有名ですが、『白鳥の大池』としてここまで有名になった影に、大池のほとりに住み、白鳥の生活を24時間見守る、「白鳥おじさん」の姿がありました

 

白鳥が初めて大池に飛来したのは、昭和53年。
庭山さんは毎年、白鳥が飛来する11月から3月までの間、毎日餌をやり、様子を見、観光客の方たちに説明をしていらっしゃいます。

県外からもたくさん届く古くなったお米、そして長岡市のパン屋さんで出る廃棄されるパンも、白鳥たちにとっては冬を乗り切るための大切な食糧。

その回収のために車を走らせ、雪の峠道を往復するのも、庭山さんの仕事です。

 

朝・昼・夕・夜食 と、1日4回の餌やりがありますが、庭山さんが車で出先から戻ると、その音を聞きつけて、白鳥たちが自宅前の池に大集合‼️
よっぽど懐いてるんだなぁ、そして、可愛がっていらっしゃるんだなぁ、と感じました

 

庭山さんと白鳥の絆は、一朝一夕で結ばれたものでなく、長い年月をかけて、白鳥の親から子、孫へ受け継がれて、今に至るのです